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歩きはじめた赤ちゃんと犬猫たちと奥さんとの素敵な日々!


by papanatti
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矢野さん

またもや、「リトル・ドッグ・プレスわんにゃん」(第37号)からの転載です。
  
             ****************

  矢野顕子さんが、3月発売のニューアルバムのプロモーションのために
  2月中、帰国されていました。
  きのう放映されたNHKの「音楽夢くらぶ」に出演していました。
  司会は中村雅俊、共演は森山良子で、矢野さんのピアノに合わせて
  2人の歌をたくさん聴かせてくれました。
  
  デュエットはどの曲も、とてもきれいなハーモニーをかもし出し、
  さすがでした。

  合間のおしゃべりで、矢野さんが
  「わたしは『のべつ幕なし』っていう言葉を、ずっと『のべつクマなし』だと
  思っていて、家でいつもそう言っていたんですが、あるとき娘の美雨が、
  『それ、<のべつ幕なし>でしょ』と言ったのね。
  『ん? …世間ではそうかもしれないけど、うちでは<のべつクマなし>
  でいいの!』って」
  と言うので、みんな大笑い。

  こういう軽い言い間違い、誰にでもありますよね。
  気がついていないけど、人が聞いたらクスッと笑ってしまうような。
  それと、自分の家でしか通用しない言葉を発したとき、
  「何それ?」と聞かれて初めて、それが地域限定というより世帯限定の
  言葉なのだと気がつくこともありますね。

  考えてみれば、言葉も通貨みたいなものですから、意味が通れば
  何だっていいはずです。
  だから、矢野さんが言ったように、「うちではコレでいいの!」というのは
  まったく正しい主張だと思います。
  
  それに「のべつ幕なし」って、
  「幕が上がりっぱなし=終わりがない=ひっきりなし」の意味だろうから、
  「のべつクマなし」っていうのは
  「熊がこない=いつも安全=ずうっと続く」というイメージで、
  なかなかカワイイじゃありませんか。

  で、矢野さんの特集記事が、もうすぐ青森の地方紙「東奥日報」に
  出るのですが、そこで『しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる』
  紹介される予定です。
  青森は、矢野さんの実家があるところ。どんな記事になるのか楽しみです。
by papanatti | 2006-03-07 10:57 | 出版社