歩きはじめた赤ちゃんと犬猫たちと奥さんとの素敵な日々!


by papanatti
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カテゴリ:ペット( 8 )

数日まえ、ウチのサイトのファンの方から掲示板に書き込みがあり、
それがすごい反響を呼んでいる。
「子どもに本当に読ませたい絵本」というその書き込みは、
いまヤフーブログで評判になっている電子絵本
『家族なのに…』というタイトルの作品についてだった。
作者は〈なまこ〉さん。
さっそく見てみると、飼い主の勝手な都合で捨てられた犬の話だった。

ペットブームのかげで、毎日たくさんの生き物が捨てられたり
見殺しにされたりしている状況がある。
この絵本は、それに対して正面から道徳を説くのではなく、
飼われた犬の気持ちをうまく表現することによって
ああ、ペットってこういう生き物だよな、
こんな残酷なことをされても、けっして飼い主を恨まない
けなげな家族なんだ…と、読む人の心に訴えてくる。

つい最近も、この近所で「???」と思う話を聞いた。
ここらではちょっと知られた食べ物屋があって、
そこの幼い娘が生後数ヵ月のシーズーを買ってもらった。
飼って1週間ほどたったころ、別の犬が欲しくなってしまい、
シーズーはもういらないと言ったらしい。

親はそこでシーズーを手放したいと思い、近所の不動産屋に
里親探しを頼んだという。
不動産屋はその子を預り、いろんな人に声をかけたのだろう、
私たちがよく会う横丁のおばさん(ビーグルを飼っている)から、
私にまで「もらってくれないか」という話がもちかけられた。

そんなに気軽に生き物をやりとりしていいのか?
もちろんもとの飼い主のところには、いないほうがいいのかも
しれないが、それにしても…

私たちなりに、犬を飼えそうな人を探しはじめた矢先、
不動産屋のお姉さんが、自分で引き取ることにしたという。
これで一件落着したかに見えるが、
その食べ物屋の娘に、新しいペットを与えてはいけないのでは?
という気持ちをぬぐえない。

ともかく、この絵本はまずその子に読ませてやりたい、と思う。
by papanatti | 2005-09-21 04:59 | ペット

吾輩はぴっちである

やってきた猫はさっそくみる・ひまわり親子と対面。
どうなることかと様子をみていると、
犬たちは最初のうち、うー、とか、わんっ、とかいいながら、
子猫を挑発するものの、子猫のほうはまさに
〈借りてきた猫〉状態で、ただぼうぜんとちょこなんとして
いるだけで、いっこうに敵対モードになりません。
そのうちひまわりが子猫の匂いを嗅ぎに近づいたり、
みるが無関心を装ったりしはじめるうちに、
あえなく平和ムードが訪れました。

猫と犬の共存の可能性を目のあたりにし、
そのかわいらしさにすっかり拒絶意識が消えてしまい、
私はもうこのちびすけを飼ってもいい、というより
飼っちゃおう、と思い始めていました。
名前は最初から「ぴっち」に決めていました。
体全体は黒くて、きれいに4つ足の先っちょに
白い靴下をはいているのが、なんとも目に
心地よかったのです。

猫好きのチバちゃんも見に来て、
「かわいいね」と言いましたが、もはや私は
「もらってくれる?」とは聞きませんでした。
もちろんゆきちゃんも大満足です。
こうしてわが社はリトル・ドッグ・アンド・キャット・プレスに
なってしまったわけです。

その夏には、にゃんこさんとの約束どおり、
観音崎のビーチで開かれた〈信也隊〉の
バーベキュー大会にも参加して、盛り上がりました。
メンバーのみんなともすぐに仲よくなって、
あれはとっても楽しかったなあ!

…で、みるとひまわりとぴっちのトリオは
絶妙なバランスを保ちつつ関係を深化させ、
毎日愉快なパフォーマンスを繰り広げてくれます。
あのやせっぽガリガリだったぴっちは、筋肉ニャンに変身、
消火器で押さえたふすまを、軽々と開けられるように
なってしまいました。
動物飼育禁止令の敷かれたマンションの最上階にある
わが家は、いまや治外法権エリアと化した感があります。
(でも、これを読まれた方は、どうかご内密に!)

ここに、さらに赤ちゃんが出てくることになるとは、
まだまだ誰も(私たちさえ)知らない時代でした。
by papanatti | 2005-03-23 23:03 | ペット

猫がうちに来た日

さて、いよいよ猫の登場です。
きっかけは、3年前から今にいたるまでゆきちゃんがハマっている、
クレイジーケンバンドの私設応援団であり
ベーシストの洞口信也の熱烈なファンがつどう
「信也隊」というサイトを、彼女が
毎日のように訪れていたことにあります。
たしか6月のある日、そこの掲示板に
「捨て猫を拾いました。だれか飼ってくれませんか」
という悲痛な叫びが掲載されたのです。
書き込んだのはCKB信也隊@ィ横浜支部長の
〈たこやきにゃんこ〉さんでした。

じつはゆきちゃんは、数年前から猫を飼いたくて
しかたがなかったのですが、ひまわりも飼ってしまったので
例によって私が猛反対していました。
しかし「見にいくだけでいいから、行ってみようよ」と
連日のようにせっつかれ、私も数日後
「じゃあ、ほんとに見るだけね」と
軽い気持ちで出かけたのです。
にゃんこさんと鹿島田駅で待ち合わせ、あいさつもそこそこに
彼女の運転する車で、猫が一時預けられている雑貨屋さんへ。
するとそこには、生まれて間もない
小鳥ぐらいの大きさの子猫が3匹、レジの横のかごの中で
じゃれあっているじゃござんせんか。
(う…カワイイ…)
そのときから私の「猫を飼うなんてとんでもない!」という
鉄壁かにみえた心の鎧は、なにやらあやしげな
シースルーのランニングシャツに変貌してしまったようです。

聞けば子猫たちは、近所の保育園の庭に捨てられていたが、
なんとそこの先生が、箱に入れて外につまみだしてしまった
というのです。
よくもそんなひどいことをするもんだ! と、にゃんこさんは
怒りをあらわにしながらも、1匹でも託したいので、
「どうですか?」と私たちに決断をせまってくる。
うーん、これはまいったぞ。
ゆきちゃんの友だちのチバちゃんにあげようか?
いらないって言うかも知れないしなあ…
それなら他にだれか探せばいいか。
こんな可愛いなら、もらっていっても、何とかなるだろう。
などと思いながら、3匹のうちどれにしようかと
品定めに移っていました。

いかにも子猫らしく元気よく無邪気にはねまわっている
2匹にくらべて、黒白模様の子はなんだか動きがなく
ボーっとした感じで、なんとなく頼りなげな雰囲気を
漂わせていました。
私の気持ちは、なぜかその子に傾いていき、
小一時間ほどたったときには、ゆきちゃんに
「1匹もらっていこうか」と言っていました。
「そうする?」
「うん。チバちゃんにあげてもいいし」
「そうだね。…じゃ、どれにする?」
こうして選んだのが、『こねこのぴっち』そっくりの子でした。

紙袋にタオルを敷いて子猫を入れ、
再びにゃんこさんに送ってもらいました。
駅で、こんど「信也隊」の集まりに誘ってもらう約束をして
別れました。
さあ、それからです。
お腹がすいたので、駅のそばの中華食堂で昼ごはんを
食べたのですが、袋の中はガサゴソもせず
ニャーともいいません。そっと見てみると
まるくなってスヤスヤ眠っていました。
さらにJR線、小田急線と乗り継いで帰ってくるあいだ、
まったく音をたてなかったのです!(次回につづく)
by papanatti | 2005-03-22 23:47 | ペット

ちび改め「ひまわり」

みるが産んだ4匹の子は、全部メスでした。
1匹ぐらいオスが出てもよさそうですが、
天の配剤はわからないものですね。

4匹がひとかたまりになって、おしくらまんじゅうをしていたころ、
ゆきちゃんと私は、新しい出版社をつくる準備を進めていて、
社名を何にするか、いろいろ考えていました。
そのとき、ゆきちゃんが前年まで契約社員として勤めていた
実用書出版社でアルバイトをしていた岡部君が
子犬を見たいといって遊びにきました。
ひとしきり子犬たちをみたあと、近所のドトールで
お茶を飲んだのですが、社名の話になって
「“こいぬ出版”ってどうですか」と彼が言うので、
「こいぬかあ…こいぬ…リトル・ドッグ…リトル・ドッグ・プレス」
「いいね、それにしよう!」
こうして社名が決定したのです。

4匹のうち、まる、のび、くろ、といなくなって
最後に残ったちびは、うちで飼うことにしました。
こいつをリトル・ドッグ・プレスの「看板犬」にしよう!
ということで、これも命名に一苦労しましたが、
最終的に「ひまわり」と決めました。

ひまわりはホントに無邪気で明るくて
しぐさも愛らしく、みるといっしょに散歩していると、誰からも
「可愛いわね!」と声をかけられたものです。
よその犬に対しても、積極的に尻尾を振って近づき
すぐに仲良くなるという特性を発揮しました。
うちのホームページでは、藤井リエさんが
ひまわりをモデルにした「リトル・ドッグなまいにち」を
連載してくれました。
(もうすぐリニューアルをしますが、新作を準備中です。乞うご期待!)

その後ひまわりは思春期を重ねるごとに、
だんだん好き嫌いがはっきりしてきて、3歳になった今では
嫌いな犬にはわんわん吠えたりします。
さんざん悩まされたイタズラ(靴やスリッパや敷物などを
いくつもいくつもかじられ、そのたびに叱るのですが
いっこうに改善されませんでした)も、
2歳を過ぎたころから少なくなり、現在はまったく
といっていいほどしなくなりました。
ただ、ものすごく甘ったれで、いつもみるかあさんの
庇護のもとに安住しています。
だって、みるはいまだにひまわりの首筋を
こまかく噛んでグルーミングしてやるんですよ!
by papanatti | 2005-03-17 20:04 | ペット

ご出産!

ちょっと話題が赤ちゃんに行っていましたが、
きょうはみるの妊娠の続きです。

クロちゃんの子を宿したみるは、無事
12月17日に4匹の子どもを出産しました。
1匹目が生まれたのは夕方6時半ごろ。
それからほとんど正確に、1時間おきに1匹ずつ産み、
最後に産んだのが9時半でした。
薄茶色の子が3匹と、黒い子が1匹です。
どの子の胎盤も、きれいに食べてしまい、
私たちは感心しました。
事前に獣医さんから、最近は胎盤を食べない犬が
増えていると聞いていたからです。
胎盤のなかには天然の子宮収縮剤が入っていて、
それを食べて子宮がうまく収縮すると
おっぱいがよく出るのだそうです。

みるはさすがに疲れている様子でしたが、
お医者さんから言われた通り、4匹をおっぱいに吸いつかせ、
乳が出るように刺激を与えました。
4匹はぜんぜん目が見えません。
みんなでぐにゅぐにゅ体をくっつけあったまま動いていて、
まるで軟体動物みたいでした。
その晩、犬たちといっしょの部屋で寝たのですが、
夜中に4匹がぞろぞろ、なぜかゆきちゃんの布団に
もぐりこんできて、初めてのフンをしたそうです。
(といってもほとんど水分はなく、ちっちゃな黒いゴムのような
ものだったらしいのですが、私はよく覚えていません)

さて、それからが大変でした。
毎日少しずつ大きくなる子犬たちの体重を量り、
4匹が満遍なくおっぱいにありつけるよう交通整理し
(4匹には生まれた順に、のび・ちび・まる・くろ
と仮名をつけました。
まる:いちばん大きくて力もある。おっぱいもぐびぐび呑む。
ちび:いかにも華奢なつくりで、おっぱい争奪戦も弱い。
のび:動きはのんびりしているが、体格はいい。
くろ:小さくて黒い。しかし動きはなかなかすばやい。)
おしっことウンチを掃除し…
少し大きくなって、目が見えるようになると
どんどん活動量が増え、4匹がいっせいに家の中を
ものすごい勢いで「ドドドドド! ドドドドドー!」と
駆け回るのにはまいりました。

で、貰い手探しを始め、まる、のび、くろ…と
順調に貰われていきました。
のびがもらわれた先は、うちの近所のお花屋さん
「ラ・ブーケティエール・ブレオ」です。
ここは、フランスで花屋の修行をしてきた若い夫婦が開いた
とてもおしゃれなお店です。
犬好きのお客さんも多くて、リトル・ドッグ・プレスの最初の本
『ねぇ、どこ行くの~?』をお店に置いてもらったら、
たちまち20冊以上も売ってくれました。
その後も絵本を出すたびに協力してくれているんです。
のびは、そこで「マグ」という新しい名前をもらい、
お店の看板犬として仕事をさせてもらっています。

つぎは、ウチに残った「ちび」のことを書こうと思います。
by papanatti | 2005-03-16 18:44 | ペット

みるちゃんの妊娠まで

さて、ムトさんとはお見合いが成立しませんでしたが、
じつは私はホッとしていました。
というのは、入居したときにはなかった
このマンションの規約というものができて、
「今後はペット飼育は禁止する」
「いま飼っているペット以外は増やしてはダメ」
ということになっていたからです。

「ブリタニーとの子じゃなくてもいいじゃない」
と、ゆきちゃんが言い出したのは、
すこしたってからのことでした。
「雑種の犬って、すごく可愛いし、丈夫だし」
「それはそうかもしれないけど、
子どもつくったら貰い手さがすの大変だよ。
ここではもう飼えないんだから」
と言えば言うほど
「ぜったい可愛いから、貰い手なんかすぐ見つかるよ。
ねえ、産ませてやろうよ」
と、気持ちがエスカレートしていくのです。
「雑種ねえ…」
「そう、クロなんかいいんじゃない?
幼な友達だし、相思相愛だし」
クロは、みるの散歩コースの豪徳寺の近所にいる
黒い芝系の犬で、垣根の中と外で
子犬のときから仲よくしていました。
シーズンのときには、綱をしっかりもっていないと
垣根の隙間から中に入ってしまいそうなくらいでした。
「でもなあ…」
と、私は賛成しかねていました。

当時、ゆきちゃんはある実用書出版社で、
契約社員として働きはじめていました。
仕事は営業で、毎日あちこちの書店を歩き回り、
本の流通と販売の仕組みを
実地に経験していたのです。
私は相変わらず自宅で編集の仕事をしていたので、
比較的自由に時間が使えます。

10月のある日、私はみるの散歩の途中で
クロのお宅のベルを押しました。
頼んでみて断られたら
ゆきちゃんも諦めるだろうと考えたのです。
そこは引退したお医者さんの家で、
老夫婦がふたりで住んでいました。
玄関があいて、上品そうな奥さんが顔を出しました。
事情を説明して、クロちゃんの子どもを産ませたいと
伝えると、ちょっと待っててください、と言って
奥へ戻り、ややあってご主人が出てきました。
「クロは信州の山イヌで、なかなか言うことをききませんよ。
たいへん乱暴で、私も手を焼くくらいです。
おたくの犬に怪我でもさせたら大変ですから」
と断りかけるのを、
「でも、うちのとは小さいときから仲がいいし、
みるはとっても性質がいいので、きっといい子が
生まれると思うんです」
とねばってしまったのは、いったいなぜだったんだろう?
すると、あっさり
「そちらさまさえよければ、うちは構いませんが…」
ということになってしまったのだった!

ゆきちゃんが喜んだのはいうまでもありません。
みるはちょうど生理が始まっていたので、1週間ぐらいたってから、
クロを訪ねました。
庭で綱を離してやると、2匹は最初とまどったように
もじもじしていましたが、そのうちじゃれあいながら
すんなり交尾に入りました。
さすがは幼な馴染だなあ、と感心しましたね。
ムトさんとは、どうしてもうまく行かなかったのに
クロちゃんとはすぐにできてしまったのですから。
そして、結果はご懐妊~!
私も貰い手探しをがんばろう、と決心したのです。

で、猫はきょうも出ませんでした。
by papanatti | 2005-03-11 09:32 | ペット

おばけ屋敷脱出!

きのう書き忘れたことがあります。
ゆきちゃんにいっしょに生活してもらうことになったとき、
私には13歳になる息子がいました。
彼が1歳9ヶ月のとき、私は彼を産んだ人と離婚をして
息子を引き取って暮らしておりました。
そう、いわば〈クレイマー・クレイマー〉状態です。
もう結婚しないで、このままずうっと生きていくんだろうな、
と思っていたんです。

さて、武蔵野台のボロ家での生活は、
ほぼ2ヶ月で終止符を打つことになりました。
というのも、この家はなんとも落ち着かない家だったのです。
いまは亡き某G映画監督の親戚の家でしたが。
そう…2階建ての日本家屋が古いというだけでなく、
突然トイレの水があふれだしたり
どこも開けていないのに冷たい空気に体をなでられたり
お風呂場からなにかが出てくる気配がしたり…
ゆきちゃんは気味悪がって、
「別のところに引っ越す!」
と宣言しました。

写真は、その家の庭で撮ったものです。
c0073018_1493313.jpg

ふたたびペットOKの家探しの末、
ようやく現在の経堂に居を定めました。
引越しの当日、荷物を送り出したあと
ゴミを捨てたりしていると、
隣に住んでいるオバサンがすすっと寄ってきて
「引越しなのね。…やっぱり、これ?」
と、両手を持ち上げて、手首のところをダラリとさせました。
ええっ!? やっぱり!? って…
あとで聞いたところでは、
そのあたりは江戸時代の処刑場だったらしく、
まだ漂っている霊があるらしく、
引越しは正解でした。

数えてみれば、あれからもう丸9年たったことになります。
その間のみるの働きぶりは
きのうも書きましたが、
けなげなものがありました。
ゆきちゃんと私のあいだに険悪な空気が漂いだすと
玄関へ行って靴を振り回したり、
そのまま私たちが口論を始めると
2人の顔を交互に見ながら、ウー…とうなって警告を発し、
それでも言い争いを続けると
大きな声で「やめろ、やめろ」とばかりに吠えかかるのです。
私たちはその後仲直りしたときに
「またみるに〈止め犬〉させちゃったね」
と反省したりしたものです。

みるが5歳になった年、ゆきちゃんが
「やっぱりみるに子どもを産ませてやりたい」
と言いました。
駒沢公園とかに散歩に行くと、
たまにブリタニー♀を連れた人に会うので、話をしてみると、
「桜上水のほうに♂を飼っている家がある」との情報。
さっそくその家を訪ねあてて、飼い主に
「ウチの犬に子どもを産ませてやりたいのですが、
ご協力いただけませんか」
と申し出ると、快く「いいですよ」と言ってくれました。
こうして次のよき日に
そのブリタニーのトムくんとお見合いすべく
みるを連れて行ったのですが、
残念なことにムトさん(トムくんはこう呼ばれてました)もみるも、
お互いに無関心(というより、積極的に遠慮したい、もっと言えば
キライ! な感じ)だったので、
それ以上は仲良くさせられませんでした。

続く・・・
猫、まだです
by papanatti | 2005-03-10 09:40 | ペット

まだみるのこと

と、いうわけでウチにやってきた子犬は
「みる」と名づけられました。

日下さんの事務所からみるをもらってきた日は
とてもいい天気でした。
もう1匹残っていた子犬は♂で、
ガルシアと名づけられ、日下さん夫婦が飼うことになっていました。
日下さんの奥さんから、ドッグフードやおやつのガムなどをいただき、
2ヶ月間くるまっていたタオルにくるんでもらって、
「じゃあね、かわいがってあげてね」
「はい。エルザ、また会おうね。バイバイ」
と、ドアを閉めるとき、エルザはなんとなく
子どもが1匹いなくなるということを知っているようで、
ドアの向こうでゆきちゃんの腕に抱かれたみるを
じっと見つめていました。

エルザかあさんと別れてから、地下鉄と京王線を乗り継いで
そのころ武蔵野台にあった住居に着くまで、
みるはずうっとぶるぶる震えていました。
生きものを、それも小さいうちに、
もらったりあげたりしたこと、ありますか?
親子別れの図も印象に残りますが、
なんとも寄る辺な~い、頼りな~い子どもの姿は
切なく胸に迫るものがありますよね。

家の中で犬を飼うのは初めてでした。
(じつは「家の中で飼う」というのが、もらうときの条件でした。
「犬は人間の仲間やから、いっしょに生活せなアカン」
と日下さんに言われ、いっしょけんめい部屋を探しましたが、
なかなかいいところが見つからず、
ひとまず武蔵野台にあったボロ家を借りたのです。

このボロ家で、私と息子と
ゆきちゃんとみるの共同生活が始まりました。
台所にダンボール箱を置いて、別の隅に犬用のトイレを設置して
しつけようとしたのですが、
もちろんうまくいきません。
朝起きて台所のガラス戸を開けると、
そこらじゅうオシッコとウンチの海!
うわーと言いながら後片づけするのが、それからの日課でした。
      *
みるはほんとに可愛くていたずらで賢くて
私たちを何度も喜ばせ、笑わせ、心配させ、なぐさめ、
ときには私と有紀とのあいだで巻き起こる大喧嘩
(犬も食わないようなものでした)の仲裁をし、
それでも毎日元気にいてくれるので、
どんなに助けられてきたことか!

う~ん、まだ猫は出てきません。
by papanatti | 2005-03-09 11:31 | ペット