歩きはじめた赤ちゃんと犬猫たちと奥さんとの素敵な日々!


by papanatti
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まだみるのこと

と、いうわけでウチにやってきた子犬は
「みる」と名づけられました。

日下さんの事務所からみるをもらってきた日は
とてもいい天気でした。
もう1匹残っていた子犬は♂で、
ガルシアと名づけられ、日下さん夫婦が飼うことになっていました。
日下さんの奥さんから、ドッグフードやおやつのガムなどをいただき、
2ヶ月間くるまっていたタオルにくるんでもらって、
「じゃあね、かわいがってあげてね」
「はい。エルザ、また会おうね。バイバイ」
と、ドアを閉めるとき、エルザはなんとなく
子どもが1匹いなくなるということを知っているようで、
ドアの向こうでゆきちゃんの腕に抱かれたみるを
じっと見つめていました。

エルザかあさんと別れてから、地下鉄と京王線を乗り継いで
そのころ武蔵野台にあった住居に着くまで、
みるはずうっとぶるぶる震えていました。
生きものを、それも小さいうちに、
もらったりあげたりしたこと、ありますか?
親子別れの図も印象に残りますが、
なんとも寄る辺な~い、頼りな~い子どもの姿は
切なく胸に迫るものがありますよね。

家の中で犬を飼うのは初めてでした。
(じつは「家の中で飼う」というのが、もらうときの条件でした。
「犬は人間の仲間やから、いっしょに生活せなアカン」
と日下さんに言われ、いっしょけんめい部屋を探しましたが、
なかなかいいところが見つからず、
ひとまず武蔵野台にあったボロ家を借りたのです。

このボロ家で、私と息子と
ゆきちゃんとみるの共同生活が始まりました。
台所にダンボール箱を置いて、別の隅に犬用のトイレを設置して
しつけようとしたのですが、
もちろんうまくいきません。
朝起きて台所のガラス戸を開けると、
そこらじゅうオシッコとウンチの海!
うわーと言いながら後片づけするのが、それからの日課でした。
      *
みるはほんとに可愛くていたずらで賢くて
私たちを何度も喜ばせ、笑わせ、心配させ、なぐさめ、
ときには私と有紀とのあいだで巻き起こる大喧嘩
(犬も食わないようなものでした)の仲裁をし、
それでも毎日元気にいてくれるので、
どんなに助けられてきたことか!

う~ん、まだ猫は出てきません。
# by papanatti | 2005-03-09 11:31 | ペット

ゆきちゃんとみるちゃん

こんにちは!
きょうはうちの奥さんと、犬猫のことを書きます。

きのうも書きましたが、有紀は私の仕事上のパートナーでもあります。
というより、わが社のメイン・プランナーなのです。
3年前までは、ふたりで編集プロダクション〈青泉社〉をやっていました。
本の企画を作り、どこか出版社に売り込み、
OKがでたら著者に原稿を書いてもらい、
それを本にするまでのもろもろを担当するのです。

もともと私は晶文社という出版社で、編集の仕事をしていました。
入社は1972年、いろんな本をつくってきました。
1990年に退社するまで、いろんな人に会いました。
でも、自分が編集の仕事に向いていないとつくづく思って
辞めたわけですが、なぜかその後も外部にいて
晶文社の本をつくることになってしまいました。

1993年、たまたま晶文社出版(晶文社とは別会社で、おもに
学校受験案内などの実用書を出していた会社)の仕事をしていたとき、
アルバイトをしていたのが有紀です。彼女は晶文社の大ファンだったのです。
そこで知り合って、翌94年に〈青泉社〉をはじめたわけです。
最初は晶文社の本をつくっていましたが、
数年後にはあちこちの出版社で仕事をするようになりました。

そのうち有紀は、
「編集の仕事って、中身をつくって仕上げるだけで、
納めてから、そのあとどんな売り方をするかまでは立ち入ることができない。
自分たちでつくったものは、やっぱり自分たちで売りたい」
という感じを、だんだん強めていったのです。
考えてみれば私は出版社にいたことがあるものの、
本を売るのは営業部の仕事だとばかりに
ただ本をつくるだけの18年間でした。
だから、出版の仕事の半分しか知らなかったわけです。

一方、有紀と私は1996年に、なぜか(いろいろありまして)
いっしょに生活することになりましたが、
c0073018_1954058.jpg彼女が同居の条件として私に提示したのが
「犬を飼うこと」でした。
この「犬」は任意の犬ではなくて、指定つきでした。
それはブックデザイナーの日下さんの飼い犬エルザが産む子というもので、
有紀はそのころエルザにぞっこんだったのです。
エルザはブリタニースパニエルのおかあさんと
イングリッシュセッターのおとうさんとの間にできた
それはそれはカッコいい♀犬です。
本の装丁を日下さんに頼むことが多かったので、
事務所へお邪魔するたびに、よくエルザと戯れていました。
そのうち日下さんが「エルザにこどもを産ませようと思ってるンや」と
言うのを聞いて、有紀はエルザの子がほしいと言い出したのです。
私も犬は嫌いではありませんし、子どものころは計3匹飼っていました。
でも、いまさら飼おうとは考えていなかったので、
「犬飼うと家をあけられなくなるし、犬飼っていい家を探すのも大変だから」
と言ったのですが、
「じゃあサヨナラ」との返事。
これにはまいりましたね!

1996年1月1日、エルザに5匹の子が生まれました。
2月になって見せてもらうことになり、事務所に行くと、
とっても可愛い子が残っていました。
思わず「この子ください!」と頼んでいました。
すべてはそのとき決まったといっていいでしょう。

……まだ猫の話には行き着きません。
続きはまたあした! 
# by papanatti | 2005-03-08 12:21 | 出版社

誕生日

このブログを訪ねてくれたみなさん、こんにちは!
キイワードは何だったでしょうか。
赤ちゃん?  絵本? 出版社?
あるいは他のなにかでしょうか?
ともあれ、お目にかかれてうれしいです。

まずは自己紹介させてください。
私の名前は大泉信夫、1948年生まれの56歳、しし座A型です。
奥さんは(といっても、いっしょに仕事をしているsoho仲間です)
大泉有紀、1969年生まれの35歳、牡羊座O型です。

他の家族は現在赤ちゃん1名、犬2匹、猫1の計4名。
去年私たちの家に参加したばかりの私たちの長女は
夏穂(なつほ)といって、6ヶ月、おとめ座です。
夏の終わりで秋の入口に生まれたので、麦畑のイメージで命名しました。

次はブリタニーの血を引く牝犬の「みる」、9歳。
みるの子で、うちの社名(リトル・ドッグ・プレス)の由来となった
やはり牝犬の「ひまわり」、3歳。
そして、川崎の保育園に捨てられていたのを
ひょんなことからもらってきてしまった猫の「ぴっち」、1歳9ヶ月。
ぴっちは牡でしたが、去年タマタマをとられてしまったので
いまはニューハーフ?
こんな生き物だらけの家が、私の仕事場兼住居です。

私の父親はもうとっくにいませんが、1900年(明治33年)生まれでした。
なので、私は彼の48歳の時の子です。
私には3歳違いの妹もいて、これは彼が51歳の時の子です。
で、親父が生まれてから夏穂が生まれるまでに
かる~く1世紀たってしまっています。
ですから、明治とかいっても、あんまり遠い時代の気がしないんです。

で、誕生日のことです。
いま、くるりが「バースデイ」を歌っていて、
J-WAVEでもよくかかっています。
くるりといえば、去年は矢野顕子さんとの活動が目立ちましたが、
じつは私たちの出版社は去年、矢野さんと仕事をしたんです。

アメリカにイラストレーターで絵本作家の
マイラ・カルマンさんという女性がいます。
彼女はニューヨークの人気ブランド〈ケイト・スペード〉のバッグに
犬の絵を描いたりしているのですが
(最近、街でこのバッグを肩にかけて歩いている人を
ちょくちょく見かけるようになったけど、とてもオシャレです)、
マイラさんが2002年に出版した「FIREBOAT」という絵本があって、
これを翻訳してくださったのが、矢野さんなんです。

これまで一面識もなかった矢野さんに
翻訳依頼の手紙を書いたのが有紀で、
それにストレートに引き受けてくれたのが矢野さんでした。
絵本は8月に出来上がったのですが、
ほとんど同時ぐらいに夏ちゃんが生まれました。
名前を考えていたときに、
うーん、この絵本といっしょに生まれそうだから
「アキコ」にしようか? それともいっそのこと「舞羅」にしようか?
とも迷ったりしました。
でも、生まれて顔を見てから、夏穂とつけたんですけどね。

9月に丸の内の丸善で、この絵本を矢野さんに朗読してもらうことになり、
有紀も夏ちゃんをつれて参加したかったのですが、
生まれてすぐには人混みのなかにつれて行かないほうがいいと
助産師さん(この家で出産するとき、お世話になった「目白バースハウス」の)
に言われて、涙をのんで留守番してもらいました。

で、12月のNHKホールでの「さとがえるコンサート」には
3人そろって行くことができ(とはいえコンサートのあいだ、夏ちゃんは
ロビーの託児所で過ごしていましたが)、
くるりとの共演を楽しませてもらいました。
終演後、楽屋で矢野さんに抱かれて頬ずりされた夏ちゃんは
とても幸せものでした。

というわけで、第1回目はうちの絵本のご紹介です。
タイトルは『しょうぼうていハーヴィ ニューヨークをまもる』。
とてもすばらしい作品で、感動的なストーリーですので、
自信を持っておすすめします。

あしたはうちの奥さんと犬猫たちのことを書きます。
これからもどうぞよろしく!!
# by papanatti | 2005-03-07 11:32 | 出版社